BTOとは?|生産管理の基礎知識

BTOって何なの?

BTOのメリットって何?

そんな疑問にお答えします。

生産管理として働いている人は、「BTO」と言う言葉を一度はお聞きしたことはあるのではないでしょうか。

聞いたことはあるけど、あまり詳しくは知らないという人も多いのではないでしょうか。

わたしは生産管理歴10年目で、今でも現役で働いています。

そんなわたしが今まで学んできたことや実体験をもとに、できる限りわかりやすく解説していこうと思います。

生産管理として働くのであれば、知っておいて損はない基礎知識となりますので、ぜひこの記事を読んで理解いただければと思います。

 

1.BTOとは

BTOとはBuild to Orderの頭文字をとったもので、製造メーカーが完成品ではなく、半製品や部品の状態で在庫を持ち、顧客から注文が入った時点で組み立てを行い、完成後出荷する仕組みのことです。

BTOの先駆けとなったのは、アメリカのPCメーカー「DELL」で、「デルモデル」と呼ばれてもいます。

BTOでは、顧客が「CPU」、「メモリ」、「SSD容量」、「付属ソフト」などの自由に選択し、注文を受けたメーカーは注文の内容通りに製品を組み立てていきます。

現在では、パソコンを中心に、自動車業界でも「メーカーオプション」という形でBTOの仕組みが利用されるようになっています。

では、BTOの何が良いのか。メリットについて見ていきましょう。

2.BTOのメリット

生産者側の最大のメリットは、完成品在庫を持つ必要がないため、過剰な在庫を抱えてしまうリスクがないことです。

購入者側のメリットとしては、必要最低限の仕様で購入することができるため、汎用品を購入するより、安く買える場合があることです。

汎用品を購入する場合、欲しい製品の一部がオーバースペックだったり、不要なソフトが付属していたりしても高額で買わざるを得ないときがあります。

しかし、BTOで注文できる場合、こだわるところはこだわって、より良い仕様にすることもできますし、不要なところは選択しなければ、勝手に付いてくることはありません。

自分にとってベストな選択肢をベストな価格で購入できるのは良いですよね。

次にBTOのデメリットを見てみましょう。

3.BTOのデメリット

生産者側のデメリットとしては、完成品の在庫は持ちませんが、部品在庫、半製品在庫は抱えてしまうので、徹底した在庫管理が必要なことです。

完成品を持つよりは、ムダな工数がかかっていない為、リスク回避はできているものの、需要予測を見誤れば、部品や半製品の在庫が売れ残ってしまう事態になります。

また、見込み生産の場合よりも、納期が遅いこともデメリットになります。

いかにリードタイムを短縮できるかがカギとなります。

購入者としても、納期が遅いことはデメリットです。

汎用品を買う場合は店に在庫があれば、その場で持ち帰ることができますが、BTOの場合は、発注してから組み立てとなるので、その場で持ち帰ることはできません。

4.まとめ

最後にBTOについてまとめてみます。

BTOとは、製造メーカーが完成品ではなく、部品在庫を持ち、注文が入ったら組み立て、完成後出荷する仕組みのこと

BTOのメリット

  • 完成品の過剰在庫を抱えない(生産者)
  • 自分好みのスペックで購入ができる(購入者)

BTOのデメリット

  • 部品・半製品の在庫を抱えるリスクがある(生産者)
  • 見込み生産に比べ、納期が遅い(生産者)
  • 汎用品を購入するより、納期がかかる(購入者)

 

では、本日は以上となります。ありがとうございました。

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